永遠のひとひらのブログ

Twitterで書ききれないものを主に書く場です。

バレンタインの贈り物

遡ること29年前の今日、バレンタインデーという記念すべき日に、それはそれは素敵な贈り物が届けられた。


CoCoからソロ第1号として三浦理恵子がデビュー。

1991年2月14日リリース
【涙のつぼみたち】

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『プレゼントって形にもなるし覚え易い日だから、今まで私やCoCoのことを知らなかった人にも聴いてもらえたらいいな…』


何も知らされずとにかく歌ってみてと言われレコーディングしたことは有名な話。それがまさかソロデビュー曲だったとは思いもよらず。

『“まさか”でしたし、他のメンバーが先だったら少し安心できたかもしれない。色々考えたら嬉しいだけじゃないし。不安ばかり…』

いつか松田聖子さんや小泉今日子さんのような歌手になれたらと思いながらも、とにかく頑張るので一生懸命だった乙女塾。そしてCoCoの一員としてデビューし、あっという間に人気に。立て続けにCDのリリース、テレビ出演やコンサートと慌ただしかった1年と少し。

『まだまだやらなきゃいけない事、勉強しなければいけない事が沢山ある中で、自分で何処まで出来ているかも分からなかった。そんな自分が先にデビューしてしまっていいものか…』

複雑な気持ち、葛藤があったと思う。
彼女のファンからすればそれは嬉しい出来事でしょう。でもそう思えないCoCoファンも少なからずいたのではないか。なんで自分の好きなメンバーより先にソロデビューするの?とか…。それでも彼女なりにデビューするからには覚悟を持って挑んだはず。

『まずCoCoがあっての自分。CoCoについててくれる人が“ソロでも頑張れ”って応援してくれたら…』
『他のメンバーが“頑張ってね”と言ってくれて。そして周りの人に迷惑かけない様に、CoCoって名前を傷つけない様に頑張らなきゃと思った』

彼女なりのソロデビューに対する気持ち、その想いはレコーディングにも表れ、上手く歌うとかよりも「頑張る」「少しでも覚えてもらう」そんなことを考えながらのぞんだ

『(スタジオの大きな鏡に写る歌う姿をみて)気づいたら泣きそうで恐い顔してた。この先テレビで歌うのならこのままじゃダメダメ』

とにかく何もかも精一杯だったのでしょうね。
そして…
いよいよソロデビュー。

デビュー曲はマイナー調で、今までCoCoで歌ってきた曲たちとは少しイメージは違った。それでも、CoCoとは違う一面、彼女の中で“自分を今後どう見せていけばいいのか”と、このソロデビュー曲を歌うことで少しずつではあるけど意識をしていくことになったのではないのかな…なんて思う。



まあ何にせよ、バレンタインデーに彼女からこんな素敵な贈り物を貰えたんだから、そりゃあファンはたまりませんよね~(変なまとめかたしてすみませんw)


あ、ここまで偉そうに語った私ですが、実は「水平線でつかまえて」の時にファンになったんですけどね(笑)


よし!今日もこれから「涙のつぼみたち」を聴こう♪