私の永遠の想い人【第2回】
一瞬にして私の気持ちを惹き付けたその女性…
『あ、アイドルなんだ。ん~、三浦理恵子さん?』
この時初めて理恵子さんの存在を知る。
そして、私自身からアイドルへの第一歩。
『CDも出してるんだ。え~っと?水平線でつかまえて?おお!なんか凄い響きのタイトル。最近出た曲かぁ。
んー、どうしようか。買って聴いてみようかな…』
さっそく毎度馴染みのお店で購入。
(ここでアイドルのCDなんて買った事無かったからドキドキしたのをおぼえてるな)
ジャケットもいい感じ。
楽しみ半分、緊張半分の中、いざ視聴。
爽やかで軽快なイントロ♪
そして…
!!!!!!!!!!
なんじゃあこの歌声は~!
それまで遭遇したことない、甘ったるく、フニャっとした可愛い声。部屋でまあまあな音量でいつも聴く私も、恥ずかしさからさすがにvolを少し下げ気味にw
これが世にいう脳内麻薬状態?
私の身体のありとあらゆる細胞が
理恵子さんの歌声に反応してしまった。
癖になる声だ。
c/wの妖精物語はそれを増す破壊力。
そして、もはや手遅れでした。
目も耳もやられた。
私に1つの生き甲斐が生まれた。
三浦理恵子さんのファンになること。
こうなると前しか見れなくなる性格だから、もう凄い。
とにかく理恵子さんを応援しなきゃ。
『あ、この雑誌表紙だ。じゃあこれも買わねば』
もはや私のアンテナは完全に彼女に一点集中。
比較的楽しかった中学時代を経て、楽しい事がほぼ皆無になった高校時代。友人達とは離れ、高校独特のノリと弄り…部活も早々に辞め、何1つ無い私の前に「三浦理恵子」という名の天使は舞い降りた。
(ちょっと誇張過ぎだけど昔のJ-popを当てはめたい。『Uh~恋は舞い降りた~♪』なメロディで)←こりゃあマニアック…
あれ?
ふと気づく。
CoCo?
グループ?
5人組?
また1つ私の楽しみが生まれた。
第3回へつづく