永遠のひとひらのブログ

Twitterで書ききれないものを主に書く場です。

1995年12月26日。そして私の想い

この日の事はなぜかあまり覚えていないのが正直なところである。

火曜日か。まだ今の職に就く前だったか。
この日が仕事だったかどうかは忘れたが、1日ソワソワしていたことに違いはなく、頭の中がその事で一杯だし、ただひたすら気持ちが高揚していたと思う。

私はそれまで埼玉県に降り立ったことは1度もない。普通、初めて行く土地というのはやはり緊張するが、この日はそんな事を気にするような余裕は無かった。

たしか行きの新幹線は2階建てだったような気がする。(調べたけどたしかMAXという車両?話では近く無くなるみたいですね…)
無駄に1階と2階をウロウロ?買った雑誌は読んだんだんだか、読んでないんだか。それだけ落ち着かなかった。
それよりも、目的地の最寄り駅が熊谷駅ということで、東北新幹線で向かった私。果たしてどこでどう乗り換え、そこへ向かったのだろうか?うーん、ダメだ、覚えていない。

何はともあれ熊谷駅に着き、ロータリーでタクシーの運転手さんに
『熊谷VOGUEに行きたいのですが』と尋ねたのは覚えているな(今はもう屋号が熊谷VOGUEじゃない)
たしか「そんなに遠くないから徒歩でも行けるよ」みたいなことを言われたのかな?歩いて向かったのもなんとなく覚えてる。

目的地に向かいながら、先に夕食を済ませようと入ったのはなぜだか吉野家。…どうしてこういうどうでもいいことは覚えているのだろう…。しょーもない。
食事を終えた私は再び目的地を目指す。ざっくりな地図を頼りに。スマホがあれば便利だっただろうになあ(笑)

しばらくしてだんだん周りに人が増えつつある場所にきた。ここで合ってるのかな?何か物販らしきものが並んでる。写真?グッズ?とにかく間違いはなさそうだ。なぜなら彼女の写っているものがあるから。
(今思えばチケットの文言は、この辺の物を買うと入れません。という事だったのか?)

いざ会場に入る。

私はそれまで、何組かのアーティストのライブとか行った事はあったのだけれど、オールスタンディング形式は初めてだったなぁ。

周りを見渡す。
『みんな古参の方々なのかなぁ…常連さんばかりかなぁ…馴れてるのかなぁ』
無言のプレッシャーみたいなものに、私は少しずつ飲まれていってるのを感じつつ、その時を静かに待った…。


しばらくしてライブスタート



…悔しいことにどうしてもライブの記憶が甦らない。セットリストはどうだったか?とか。衣装がどんな感じだったか?とか。
(この日のセットリスト、作品として残ってる渋谷のライブと似たような感じかなぁ…。もし誰か覚えていらっしゃるなら是非教えて頂きたい!)

ライブでなんとなく覚えていることは、たしか翌年のドラマ出演話をして、ファンのどなたかが役名で呼んで、それに応えていたような。

とにかく場の空気に飲まれていたのもそうなんですが、たぶん私、夢見心地だったのでしょうね。だって4年越しですもん。無理もありません。

でもこれはやったよ。絶対にやりたかったんだ。
『りえりえりえりえ、りえこーっ!』
私の4年分の想いをのせて…。



ライブ、どれくらいの時間だったのでしょうね。



ライブ終了後の予約者特典の握手会。
ライブの余韻でボーっとしていただろうし、それに加え極度の緊張、女性への免疫力の無さ、どれもこれも悪条件。


『応援してます』
当時の私の精一杯。バカの一つ覚え。
とてもじゃないけど、まともに目なんか合わせられない(本当に情けないよね。今ならもっとマシな事言えただろうに…)

でもそこには、私がずっと想い続けてきた彼女がたしかに居ました。
想像していたよりずっと小さく、握手したその手も細く、でもキラキラ輝いて見えて。
そして何より、彼女は私の想像のはるか上をいく可愛さでした…。



ライブ会場を出たあとは本当に覚えていない。どう帰ったとか、どこかに寄ったかとか…。



奇しくもこれが最初で最後の彼女のライブでした。
翌年からは事情もあって行けなかった。

もちろん後悔はあります。
CoCoだって行きたかったし。
CoCo時代のソロだってそう。
でもそれはしょうがないこと。
逆に1度だけでも、行けたのだから…。

(記憶はあまり残らず、かろうじて行った証拠だけ残りました)
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91年の夏に彼女を初めて知って
CoCoというアイドルだと知って
あっという間に夢中になってて
でも周りに共有する人など居なくて
一人ひっそり応援する日々
家族にもからかわれ
友人にも呆れられ
でも
そんな事気にもせず
ひたすら追いかけてきました


私の青春は彼女の歌、彼女の笑顔、彼女の全てで癒されていました。
三浦理恵子さんは、活躍の時期こそ冬の時代というアイドルには不遇の時でしたが、私の中の最高のアイドルだったということは紛れもない事実。

彼女に出逢えてよかった。好きになってよかった。何にもない青春時代が彼女のお陰で明るく楽しく過ごせたのですから…。本当に感謝。

これからも彼女の活躍はもちろん、彼女の幸せを切に願っています。どんな事があってもやっぱりずっと好きなんです。気持ち悪がられようが何しようが、変わらずずっと応援します。


来年、または今後もしも奇跡的な事が起きたならばそれは素直に嬉しいし、楽しみ。でもそれは誰にも分からないし、過度な期待をしてもいけないとも思うし。

とにかく私の好きな事を出来る限り伝え続けていければいいのかなと思っています。
20数年も経ってるっていうのに、当時の事ほっくり返して、あれがいいだの、これが好きだの、アイドル時代の事で盛り上がったって、彼女には彼女の今もあるわけだし。

『無駄な事。バカみたい。恥ずかしい。気持ち悪い』そう思われても仕方ないかな。
それでもいい。好きなものはどれだけ時が経とうと好きなんだから。しょうがない。
ほんの一握りでも『分かる。いいよね。好きです。好きでした。』というような反応があれば、それはそれですごく嬉しいです。
だから控え目ながらもやり続けたいと思う。時間の許す限り。出来る限り…。

そして、今Twitter上で繋がらせてもらっている皆さんには、当時知り得なかった事や分からなかった事、経験できなかった事、沢山の貴重なお話などを共有させて頂いています。時には同じ考えで盛り上がったり、私にはない考えをお教え頂いたり。とても有意義な時間を過ごさせてもらっています。本当にありがとうございます。これからもどうぞ宜しくお願い致します。

最後に
結局、何を伝えたかったのか?と突っ込まれそうなブログになってしまいました。ここまで読んで頂いた方には、脈略も無いし、気持ち悪いし、どうでもいい内容のものを読ませてしまいました。本当にすみません。
それでも最後まで付き合って頂き、ありがとうございました。